生駒外科医院では、毎年450件前後の手術を行っています。
消化器外科手術、乳腺・甲状腺外科などの全身麻酔手術を250件、脂肪腫、粉瘤などの局所麻酔手術を200件行っています。
全身麻酔手術の80%が腹腔鏡下手術です。腹腔鏡下手術の対象疾患は、胆嚢結石症、総胆管結石症、鼠径ヘルニア、腹壁瘢痕ヘルニア、胃癌、胃粘膜下腫瘍、胃十二指腸潰瘍穿孔、食道裂孔ヘルニア、大腸癌、癒着性腸閉塞、急性虫垂などです。腹腔鏡下手術では、創部を最小にするためにニードル鉗子を多用し、単孔式腹腔鏡下手術も行っています。
腹腔鏡下手術以外に、肝切除術、膵頭十二指腸切除術、肝癌ラジオ波治療、内痔核などの肛門手術、乳癌、甲状腺腫瘍の手術を行っています。
検査では、胃カメラ、大腸ファイバーなどの内視鏡検査、マンモグラフィーを含むX線検査、マルチスライスCT、超音波検査、骨塩量測定などを行っています。
胃カメラ、大腸ファイバーは毎年2500件行っています。また内視鏡的治療もポリペクトミー、内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、経皮的内視鏡的胃瘻造設術(PEG)、消化管狭窄に対するバルーン拡張術、ステント留置などを行っています。閉塞性黄疸に対する経皮軽肝的胆道ドレナージ(PTCD)胆道ステント留置などを行っています。